平成30年12月中

小野寺史宣 著 「ROCKER(ロッカー)」 ポプラ社

音楽がらみの青春系ストーリー。女子高生目線で展開。

引き込まれる感はあまりないが、なんとなく読めてしまった。

 

古内一絵 著 「キネマトグラフィカ」東京創元社

更年期を迎えた女性が主役。

仕事を続けていく上で、女がぶち当たる壁。男と違い、女ならではの苦労。

古内さんの本は面白い。

花舞う里、マカンマランほどは引き込まれなかったが、十分。

光秀の定理

垣根涼介さんの歴史小説

歴史小説を好んでは読まない質なのだが、この本は面白かった。

相変わらず痛快な文章だ。

他者との関わり、生き方、人の器。

ある事柄について、一面からしか見ないようでは、判断を誤る。

「理」はあらゆる事象に共通する。

その理は自分の好きなこと、得意なことを極める過程で会得する。

うまく分譲に出来ないが、そんな感じかな?

平成30年12月23日